お店で使用している食器はイギリスのウェッジウッド社のものが多いです。ウェッジウッド社の創始者はジョサイヤ ウェッジウッド。大変に苦労努力して、1759年にウェッジウッドの会社を創建しました。このジョサイヤウェッジウッドを初めて日本で紹介したのが幕末に徳川慶喜とともに静岡に来た中村正直(まさなお)。城北公園そばのお寺、富春院近くに居留して、そこで「西洋立志伝」という書物を翻訳しました。その本にジョサイヤ ウェッジウッドの立志伝も紹介されていいたようです。この本は当時、福沢諭吉の「学問ノススメ」とともにベストセラーになりました。富春院は城北公園の西側にあります、お寺の前に行けば中村正直の書、「尚志」(志を高く持つこと)と書かれた石碑を見ることができます。
コメント