紅茶の中でも最も人気の高いのがダージリンの紅茶。インドの北西部、2000メートル級の高地であるダージリン地方の紅茶です。約80の茶園が生産主体です。正面にはヒマラヤのカンチェンジュンガの山頂が見えるそうです。8600メートルの山頂から吹く風が重要だとか。
紅茶はもともとは中国が原産地。イギリスの粘り強い紅茶への熱い努力がダージリンでの紅茶栽培を成功させました。
ダージリンの紅茶の魅力は何といっても香り高さ。昔ながらの製法が今も続いているそうです。
1930年にダージリンに赴きカンチェンジュンガの版画を残したのが版画家の吉田博。お店にあるのは古い絵葉書ですが、カンチェンジュンガの朝焼けが描かれています。エッセイ集の「高山の美を語る」にはダージリンに旅行した際の印象が書かれています。
今回の「グランドヒマラヤ」はダージリンの新しい茶園です。